「LinuxコマンドABCリファレンス」を 2,023 年 03 月 24 日に読んだ。
目次
メモ
リポジトリ p85
パッケージマネージャは、インストールやアップデート時に、Linuxのメディアやリポジトリから、パッケージを取得します。
リポジトリは、パッケージを保持および管理するための場所(URLで参照可能なネット上の場所や配布 OS メディア内のディレクトリなど)です。
通常、パッケージマネージャは、OSの導入時に参照している、
ディストリビューションの配布元が管理するオフィシャルなリポジトリのほか外部のリポジトリを参照できます。
Red Hat系のリポジトリは、 /etc/yum.repos.dにファイルを保存します。
リポジトリの追加は、最低限必要となる次の3項目を、「~.repo」 というファイルに記述します。
[リポジトリID]
name = リポジトリ名
baseurl=リポジトリの場所
Red Hat系で忘れてはいけないリポジトリ EPEL (Extra Packages for Enterprise Linux) は、Fedora プロジェクト注6の有志がビルドした、
Red Hat系ディストリビューション向けオプションパッケージ群です。
Linuxのメディアや標準のリポジトリに含まれないパッケージ入手先の第一候補です。
EPELは、準標準的なリポジトリですので、 yum や dnfコマンドから、 CentOSなどは次のように簡単にリポジトリの追加ができます。
$ sudo yum install epel-release
$ sudo dnf install epel-release
ufw p251
ufw (Uncomplicated FireWall) コマンドは、 iptables コマンドのフロントエンドとして、簡単にファイヤウォールを設定するためのコマンドです。
Ubuntuではデフォルトのファイヤウォールサービスとして使われています。
CentOS でも利用可能ですが、パッケージとしては用意されていないため、本書では除外しています。