コンテンツにスキップする

「読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー」を読んだ

投稿時刻2023年12月12日 15:27

読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー」を 2,023 年 12 月 11 日に読んだ。

目次

メモ

p47

依存するまでのスピードで言うと、ニコチンは世界で一番強い麻薬であるにもかかわらず悲惨な依存症にはなりません。
体内のニコチンの九九パーセントを排出するのには三週間しかかかりません。
また肉体面での禁断症状も非常に弱く、喫煙者のほとんどは症状に気づかないですむぐらいです。

p55

「フレッドおじさんは一日四〇本吸っていたけど病気ひとつせず八〇歳まで生きた」というような話は誰でも一つや二つは知っているでしょう。
しかし喫煙者は、フレッドおじさんの影に働き盛りで病に倒れた喫煙者が一〇〇人はいることを認めようとしないのです。

p87

特に若い人はタバコを一生の問題として考えていないことがこの会話からもよくわかります。
タバコ一箱でも安くはありません。
一週間分の値段を計算してみると、これもかなりの金額です。
まれに (特に禁煙を考えるとき) 一年分を計算してみると恐ろしくなります。
でも一生分となると……考えもしないのです。

p89

もうすぐあなたは最後の一本を吸う決心をするでしょう。
(まだですよ。初めの指示を思い出してください)。
そのあとずっと非喫煙者でいるためには、罠にはまりさえしなければいいのです。
つまり最初の一本を吸わなければいいのです。
もし最初の一本を吸ってしまえば、一本の値段は三〇〇万円です。

p98

タバコを吸う人のほとんどは、タバコが肺をつまらせることは知っていても、喫煙が日常生活の疲労感を生んでいることまでは察していません。

喫煙すると肺だけでなく、体中の血管もニコチンや一酸化炭素などの毒素でふさがれていくので、酸素や栄養素が全身にいきわたらなくなります。
そのため日常の行動の機能は下がり、無気力感が増していきます。
また、病気への抵抗力も落ちていきます。

p105

こうして「ストレス・小悪魔の誘い・我慢」という三重の苦しみを味わうのです。
そしてしばらく拷問のような苦しみを味わったあと、「減煙にしておこう」とか「時期が悪かった」とか「ストレスがとれてからにしよう」といった妥協に走るのです。

しかしいったんストレスがとれてしまえば禁煙の必要もなくなり、喫煙者は次のストレス期まで禁煙しようとは思いません。

一方、人生は年を重ねるにつれストレスが増えることはあっても減ることはありません。
親の庇護を離れて家庭を持ち、家のローンを払い、子供が生まれ、仕事の責任は重くなり……と続くのですから、禁煙に絶好のチャンスなど決して訪れません。

またタバコ自体がストレスを増やす原因ですから、生活のストレスを減らすのはさらに無理ということになります。
それにニコチンの摂取量が増えると疲労感も増し、タバコが支えになるという幻想も大きくなるのです。

p141

最も簡単にやめるためには、自分が禁煙の一番難しいと感じるとき (ストレス、社交、集中、退屈など、どんなときであれ) にやめるのがいいのです。
人生の最悪のときにでも禁煙でき、またそれを楽しめると一度わかれば、その他のときをタバコなしで過ごすのは簡単です。
しかし、この方法を絶対の方法として提案されれば、はたしてあなたは禁煙しようと思うでしょうか?

p145

喫煙は習慣でも喜びでもありません。
麻薬中毒であり病気なのです。
明日やめようと思ってると、禁煙がやさしくなるどころか、どんどん難しくなってしまうことはすでに説明しました。
喫煙は病気なのですから、どんどん悪くなっていきます。
ですからやめるときは今です。
または、今に一番近いときで自分が実行できるときです。
私達は普段、毎週毎週が飛ぶように過ぎていくと感じるではありませんか。
禁煙もそれくらい早くできるのです。
あなたの人生に覆いかぶさっている黒い影、日々大きくなっていく黒い影、この黒い影を取り去って残りの人生を思う存分楽しめる……どんなに素晴らしいか想像してみるだけでいいのです。

p155

禁煙は他愛もないほど簡単です。
次の二つの指示に従えばいいのです。

もう二度と吸わないと決意する。
ふさぎこまない。禁煙したことを喜ぶ。

p161

ニコチン依存症と、自分は喫煙者であるという問題を区別する。
タバコに依存する前に戻れるチャンスがあれば、喫煙者は皆そのチャンスに飛びつくだろう。
そのチャンスが今日あなたに与えられた、と考えよう。
タバコを「やめる = 失う」と考える必要はない。
「最後の一本を吸い終えた」と決めた瞬間から、もうあなたは非喫煙者なのだ。
最後の決断をした瞬間にあなたは目標を達成できるのだ。
その事実を喜ぶこと。
化学的依存症がなくなるのをじっと待ちながらふさぎこまないこと。
人生をいちから楽しみ直そう。
ニコチンに依存していて人生は素晴らしいのだから、やめれば毎日がもっと素晴らしくなるはずだ。

p178

ニコチンを含んだガム、その他のニコチン入り製品は特に避けましょう。
このような製品は、禁煙中に体内にニコチンを供給して禁断症状を起こさせないという原理に基づいています。
実際にはその原理ゆえにかえって禁煙が難しくなります。

p186

最近のセラピーでは、肉体的禁断症状が消えるのがはっきりわかるのに五日、完全にタバコから開放されるのに三週間かかると言っています。
ある意味ではこういうガイドラインを提示するのはよくないことです。
それは二つの問題を引き起こす恐れがあるからです。
一つは、五日ないし三週間は苦しまなくてはならないと思わせてしまうこと。
二つめは、「五日間、三週間我慢できれば、その後素晴らしい高揚がやってくる」と勘違いされやすいこと。
しかし、三日ないし五週間を素晴らしい気分で過ごしたとしても、そのあと最悪の日が偶然くるかもしれません。
そうしたら、真実の見える瞬間を待っていたこの喫煙者は、かわりに憂鬱な気分になり、自信を失ってしまうでしょう。

p194

禁煙の素晴らしいところは、この恐怖心がなくなることです。
喫煙者は喫煙の楽しみのためなら手足を切断されてもいいと真剣に思っていると思いますか?
もしパニックを感じたら、呼吸すると楽になります。
もし周りの人に何か言われて惨めになるのなら、その場を立ち去りましょう。
ガレージでも社内の空室でも、どこでもいいから逃げればいいのです。

泣きたくなっても恥ずかしがらないで。
泣くというのは、緊張をほぐす自然の行為なのですから。
思い切り泣いたあとは誰でも気持ちがいいものです。
人間は感情を内に閉じ込めるのではなく、外に表すのが自然なのです。
叫び、わめき、癇癪を起こせばいいのです。
ダンポール箱でもファイリングキャビネットでも蹴飛ばせばいいのです。
この苦労は負けることのできないボクシングの試合だと思いましょう。
そして、必ずやってくる勝利を味わうのです。

p216

さあこれからは残りの人生をノンスモーカーとして謳歌するのです。
そのためにも、五つのちょっとした秘訣を守ってください。

1
本書をすぐに手の届くところに保管する。
なくしたり他人に貸したりしないこと。

2
周りの喫煙者がうらやましく感じたら、その人があなたをうらやんでいるということを思い出す。
心奪われているのは、あなたではなく喫煙者なのです。

3
タバコを吸っていた頃は楽しくなかったことを覚えておく。
だからやめたのでしたね。
吸わない生活をすでにあなたは楽しんでいるのです。

4
自分の決心に疑いを持たない。
正しい決断を下したのですから。

5
万が一「吸ってみようかな」という考えが頭をよぎったときには、一本だけのタバコなんて存在しないことを思い出し、
「また喫煙者になりたいか?毎日毎日あんなものを口に突っ込む生活に戻りたいか?」と問い直す。
答は……「いいや、私は自由の身なんだ!」