「Invent & Wander──ジェフ・ベゾス Collected Writings」を 2,022 年 05 月 07 日に読んだ。
目次
メモ
世界への「驚き」を持ち続ける。 p10
ジョブズはみずからのアイディアや提案が「実行不可能」だと部下から抵抗を受けたとき、インドの導師から教わった技を使った。
瞬きもせずに相手をじっと見つめて、「恐れるな。きっとできる」と告げるのだ。
それでたいていうまくいった。
アマゾン・プライム p30
取締の一人は、アマゾンで航空会社の特典プログラムのような、お得意様プログラムをつくるべきだと以前から勧めていた。
AWS について p32
そこでベゾスは標準的アプリケーション・プログラミング・インターフェース( API )をつくらせ、処理能力にアクセスさせた。
「それをやってすぐに、このサービスを世界中のすべての会社がほしがるに違いないとわかった」とベゾスは言う。
そして奇跡が来た。
数年のあいだ、この領域にはライバルが誰一人として参入してこなかったのだ。
ベゾスは誰よりも先を見据えていた。
「私が知る限り、ビジネス史に例を見ない最高の幸運だった」とベゾスは語る。
価格弾力性について p116
じつのところ、値下げは定量的な分析に反しています。
数字をもとにすれば、値上げを行うことが賢い決定だという答えが出ます。
価格弾力性については大量のデータが手元にあります。
どのくらい値下げを行うと、販売量がどの程度増えるかは、かなり正確に予測できます。
ほぼ例外なく、短期的には値下げ分を補うほどには販売料は増えません。
ですが、価格弾力性についての定量分析は短期的なものでしかありません。
値下げの影響が予測できるのはその週やその四半期までです。
5 年後、 10 年後、またはその先に、継続的な値下げがこの事業にどう影響するかは、定量的にわかるものではありません。
マーケットプレイスについて p190
いまではその割合が 40 パーセントを超え、世界中で 200 万を超えるサードパーティ出品者がマーケットプレイスで商品を販売しています。
賭けに乗るか p208
投資に対して 100 倍のリターンが得られる確率が 10 パーセントあるとしたら、かならずその賭けに乗るべきです。
サードパーティの売上について 261p
サードパーティの売上が、全体の 3 パーセントから 58 パーセントに増えたということです。
ズバリ言わせてください。
サードパーティがファーストパーティをこてんぱんにやっつけているのです。